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【ネタバレあり〼】機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning- 感想

感想文
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動画

  

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はじめに

 どうもみなさん、馬系ラノベ作家志望者の抑止旗ベルです。

 さて、スタジオカラー制作の注目映画、「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」ですが、早速映画館で観てきました。

 あのー、ネタバレをする気は毛頭なかったんです。

 ですが……すみません。

 父さん、母さん、ごめん。俺は……感想言うよ!!(バナージ・リン〇ス)

 というわけでネタバレ込みで感想、言わせてください。

 もしネタバレNGの方はここでブラウザバックしてください!!!!

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前半

 ここからは、オタク特有の早口で感想をつらつらと書き連ねたいと思います。

 はい、まず冒頭。

 かの有名な「人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀が過ぎていた―――」の語りから始まってビビりました。

 声が永井一郎さんだったらなお良かった。

 ですが、ガンダム大地に立つの冒頭をそのままやったことが、むしろガンダム第一話のオリジナル版の完成度の高さを示してしまったような気がしますね(原理主義者)。台詞で説明してしまっているような印象が強く、オリジナル版のように画面から読み取れる情報が少なかった気がします。

 例えば、オリジナル版だと、コロニーの外壁が破れたときに空気漏れを塞ぐバルーンみたいなものが飛んできて、それが割れることで穴がふさがるみたいな場面が台詞の説明なしに描写されるんですけど、それはその画面を見れば、ああこれは空気漏れを塞いでるんだなって分かるようになっているんですね。でも、ジークアクスにはそう言う描写はなく、ただオリジナル版の流れをなぞっただけのような形になっていたのが辛かった。また、オリジナル版だとザクがコロニーの中に入って来て、そのときになってようやくザクの巨大さが伝わるような流れになってるんですが、何となくMSの巨大さとか重厚感に欠けていたような気がしました。

 で、そのままジオン軍大勝利RTAが始まるんですが、ちょっとギレンの野望やってるみたいっていうか、同人誌見てるみたいっていうか、エヴァンゲリオンの同人誌に「RE-TAKE」っていうアスカ大勝利エンドのすごく出来が良い同人誌があるんですけど、あれを読んだ時に似た感覚でしたね。

 それから、シャアとシャリアブル二人で密談するシーンがあったんですが、多分、ララァとシャアの二人でサイド6出航時のホワイトベース隊の戦いを見ているシーンのオマージュ的な要素を含んでいると思うんです。でも、シャアとララァが二人で居たときの大人の雰囲気みたいな、生の質感みたいなものが感じられなくて残念でしたね。別にシャアとシャリアブルは恋愛関係ってわけじゃないんだろうから、それはそれで良いんでしょうけど、フィクション感が抜けていなくて、シャアとシャリアブルの二人が「肉付きのあるキャラクター」になっていなかったのが気になりました。

 念のため解説しておくと、この「肉付きのあるキャラ」って言う言葉は逆襲のシャア友の会という同人誌があって、逆襲のシャアについていろんな人に庵野監督がインタビューをして、その記事を一冊の本にまとめてあるという内容なんですけど、まさに庵野監督と冨野監督が対談している中で、ナナイとシャアの関係について話しているときに出てきた言葉なんですよね。そういう感覚を理解しているはずなのに、それが表現されていないのが、いちファンとして辛いなあと。

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 あと、シャリアブルが途中リックドムに乗ってるシーンがあって、これは間違いなく小説版ガンダムのオマージュで、小説版のガンダムだとゲルググとかが出て来なくて、ジオンの最新鋭MSはリックドムってことになってて、シャア率いるニュータイプ舞台はみんなリックドムに乗るんです。そこはツボを押さえてるなって感じでしたね。でもそれならクスコアルも出してよ、と思いました。分からない人は小説版機動戦士ガンダムを読んでください。(そもそもクスコって名前がね……。セイラ・マスもよっぽどだけど(赤面))



 まあ、とにかく前半はシャアによるジオン勝利RTA。それだけだと思います。なんか、トキが見えるとか「向こう側の世界」とかそれっぽいワードが出て来て伏線っぽかったですけど、それはトップをねらえ2!でノノが言ってる「ノノリリ」みたいなもので、「ノノリリ」の正体がタカヤノリコですなんてことは作中明言されていないわけで、つまり鶴巻監督が得意な匂わせに過ぎないそれっぽいワードっていうだけなんだろうなと思いました。


 
 それから、シャアの乗るMSにサイコミュが搭載されてて、それがオーバーロードして、逆襲のシャアのアクシズみたいに、光と共にソロモンの軌道を変えるみたいなシーンがあったんですけど――というか前半のラストの一番盛り上がるところがそこなんですけど、僕が思うにそうじゃないんです。


 逆襲のシャアでアクシズをνガンダムが押し返して地球が救われるシーンってどうして感動するかって言うと、2つ理由があると思ってるんです。

 一つは、逆襲のシャア冒頭から地球で人間狩りが行われてたり、シャアのシンパが自爆したり、散々人間同士は分かり合えないっていう描写があった後に、アムロが人の心の光を見せたことで、ネオジオンも連邦も地球に落ちるアクシズを押し返そうとするし、ロンドベルに全く協力してくれなかった他コロニーの人たちが助けに来てくれるから、それまでのフラストレーションが一気に解放されて、奇跡って起こるんだと思って感動するわけですよ。

 もう一つは、冨野由悠季というアニメ監督が居て、ガンダムと言うコンテンツがあって、シャアという名の冨野監督が地球と言う名のガンダムと言うコンテンツを、逆襲のシャアと言う名のアクシズをぶつけてぶっ壊してやるっていうつもりでやってるのを、人の心の光、つまりガンダムのファンやそれを制作するアニメーターたちに代表される協力者の存在に気づいて、やっぱりアクシズ落とすのやめるっていう、冨野監督自身の立場が見え隠れしてる部分ですね。この二つがあって、あのアクシズを押し返すシーンは感動するんです。

 だから、個人的には、あれがミノフスキー粒子がサイコフレームに感応して巨大なIフィールドになってっていう説明をつけたガンダムUCはというか解釈違いです! なのにジークアクスでは似たような説明をしちゃってさ……あんたたち、ガイナックスで逆襲のシャア手伝ってたでしょ!? レウルーラのデザインは増尾さんだし、庵野監督だってニューガンダムのコンペに初代ガンダムの絵をそのまま安彦さんタッチで描いたようなものを出して怒られたんでしょ!? ……後者は都市伝説程度だと思いますけど、いちファンとしてはそう言う部分がちょっと納得いかなかったですね。

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後半

 で、前半が終わって後半。

 いきなりイラストのタッチがイラストレーターの竹さんがデザインしたものに変わって、いよいよ主人公たちが登場するんですけど、ようやくここから鶴巻監督の本領発揮と言う感じがして面白かったです。いきなり女子高生とか地下鉄とか出て来て、使われている文字も日本語なんですよ。これって、「トップをねらえ!」で、宇宙戦艦のエクセリオンの中に地下鉄があるのと同じような効果があるなと思ったんです。

 どういうことかというと、「トップをねらえ!」のプロデューサーをされた岡田斗司夫さんという方が著書の「遺言」の中で書いてあったんですが、宇宙船と言う非現実的な存在の中に、地下鉄とか実際の商品、UCCの缶コーヒーとかを入れると一気に現実味が増すと。身近なものに感じると。
 今回のジークアクスでも、舞台は宇宙コロニーという想像もつかないような場所なのに、日本語とか女子高生とかが出てくることで、一気に身近な舞台に感じるという効果があるな、と思いました。

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 で、主人公が謎のヒロインと出会って、事件に巻き込まれてガンダムに乗って戦うことになって、というストーリーも王道で面白かったんですけど、どうしても一個足りないなあと思う部分がありました。なんといってもピロウズの曲ですね。「フリクリ」ファンとしては、「ああ、ここで『LITTLE BUSTERS』が流れるんだな、本当は」とか思っちゃいましたもんね。



 ただ、それって見方を変えれば『フリクリ』の感じから抜け出せてないってことで、主人公もガンダムに乗った瞬間ニュータイプに覚醒してて、僕、主人公がいつ「エキゾチックマニューバ」って言い出すかドキドキしてましたもんね。劇場で、一人で。フラナガン機関が今回の『フラタニティ』ってわけね、とか。蛇足な解説ですけど、エキゾチックマニューバというのは木星を念力で転送させたりする超能力で、フラタニティというのは超能力者の秘密組織みたいなものです。

 よく分からないと言う人は『フリクリ』と『トップをねらえ2!』を見てください。今回のジークアクスのように、宇宙世紀と全く関係ない話と思わせておいて、実はパラレルワールドでした! みたいなノリはまさに『トップをねらえ!』と『トップをねらえ2!』の関係性なので、より見ておくべきかなと思います。


 総括として、鶴巻監督のアニメだなあ、という印象でした。

 アニメ界で偉くなれば、好きなようにガンダムが作れるのか。羨ましいですね!僕も自分の好きなガンダム作りたいです。近くのレンタルビデオ屋さんで「ガンダム大地に立つ」と最終話「脱出」のビデオを借りて来て擦り切れるほど見た日々が懐かしいです。

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 で、唯一最大の不満が、ジークアクス「ビギニング」と言うタイトルなのに、劇場版機動戦士ガンダム「めぐりあい宇宙」編の副主題歌「ビギニング」が流れなかったことですね。絶対にエンディングで流れると思ったんですけど。あと、原画で庵野監督が参加されてたので、多分ビットの爆発辺りを担当されてるんじゃないかなと思います。それから、脚本が「少女革命ウテナ」を担当されてた榎戸(えのきど)洋二さんということで、後半は若干ウテナの雰囲気もあったなあと。


 あと、冨野監督がよくやるMSのコクピットから吹き出しみたいな形でコクピット内のパイロットを描く手法、あまり使われてませんでしたね。アブノーマル処理風の演出はかなり使われてただけに、意外でした。

 はい。以上です。ほとんどすべて言い切りました。みなさんも機動戦士ガンダムジークアクス、ぜひご覧になってください。

 ではまた。

 ぶーん(抑止旗、原付で走り去る)。

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