はじめに
どうも、ラノベ新人賞40回以上落選中、ベテランのラノベ作家志望者ぶんぶんスクーター(以下ぶんスク)です。
さて、キャラクターの作り方については下記記事でみなさんにご紹介しています。
ぶんスクもこの「他のラノベやアニメから連れてくる!!!!!」というやり方が良いだろうと言う風に思っています。
思ってはいます―――が。
「他作品のキャラを参考にしても、うまくキャラクターがまとまらないよ!!!!」という場合もあるかもしれません。
そんなときのために、もうひとつだけ、キャラクターの作り方をご紹介しましょう。
それは、「自分の個性をそのままキャラクターに反映させる」ことです。
自分の個性をそのままキャラクターに反映させるとは?
分かりやすいように例を挙げましょう。
ぶんスクが好きなアニメに「ふしぎの海のナディア」という作品があります。
このアニメのヒロインであるナディアは肉や魚を食べないのですが、実は、「ナディア」の総監督である庵野秀明監督も肉や魚を食べないそうなんです。
庵野秀明監督と言えば「新世紀エヴァンゲリオン」というアニメも有名ですが、「エヴァンゲリオン」に登場する綾波レイというキャラクターも肉を食べないんです。
このように、自分の中にある部分(性格、癖、好き嫌い)を、自分が作るキャラクターの個性として描くこと、それが『自分の性格をそのままキャラクターに反映させる』ということです。
そうすると、あくまでも他作品から影響されて考えたキャラだったり、ツンデレとか素直可愛いとかいう単一的な要素しか持たないキャラで、それ以上何も考えつかないキャラだったとしても、「作者自身」という要素が加わることでキャラに対する理解度が急激に上がるはずです。
たとえば、「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」に影響されて「アーリャさん」みたいなヒロインを出したい! とするじゃないですか。
しかし俺には……幼少期をロシアで過ごした美少女の気持ちなんて分からん!!!!
――という風になりますね。なるはずなんです。皆さんもきっとそうなります。
でも安心してください。
「アーリャさん」というキャラにぶんスク自身の「ラノベ新人賞に落選し続けている」という要素を足してみると、
『幼少期をロシアで過ごした、ラノベ新人賞に落選し続けている美少女』
という異次元のキメラが誕生します。
ロシアの生活はよく分からないが、ラノベ新人賞に落選し続ける人の気持ちならわかるッ!!!
これなら―――書ける!!!!
はい。
こうすることでキャラクターの個性がまとまり、一度は止まってしまった筆も進むようになるんですね。なるはずです。皆さんもきっとなるんですよ。
おわりに
というわけで今回はキャラクターの作り方について解説しました。
これでキャラクターに悩んだときも安心ですね!
ちなみにぶんスクはどちらかというと、この「自分の個性をそのままキャラクターに反映させる」という方法でキャラクターを考えるパターンが多いです。
清楚系美少女であればぶんスクの中の清楚系美少女的な部分を、ツンデレであればぶんスクの中のツンデレ的な部分を増幅させてキャラクターに投影しているわけですね。
その結果、清楚系美少女の皮を被ったぶんスクとツンデレの皮を被ったぶんスクが主人公の皮を被ったぶんスクを取り合うような状態に――――。
僕達は…どうして…こんなところへ…来てしまったんだろう…(キラ・ヤマト)。
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