はじめに
どうもみなさん。
馬系ラノベ作家志望者の抑止旗ベルです。
今回は、WEB小説を書いている人なら一度は思ったことがあるであろうテーマ――
「WEB小説投稿って難しくない?」
について、正直なところを書いていきます。
「小説家になろう」や「カクヨム」を中心に、実際に投稿してきた立場からの体感ベースの話です。
これから投稿しようとしている人、すでに心が折れかけている人のどちらにも届けば幸いです。
WEB小説投稿は、思っている以上に考えることが多い
WEB小説というと、「とりあえず書いて投稿すればいい」というイメージを持たれがちです。
しかし、実際にやってみると、気にしなければならない要素が驚くほど多いことに気づきます。
本編以外に求められる“気配り”
新人賞に応募するときは、基本的に作品そのものだけが評価対象です。
しかしWEB小説投稿では、そうはいきません。
- 投稿する時間帯
- ジャンルの選び方
- 読者からの感想への対応
- ランキングやポイントの動き
こうした「作品外の要素」が、読まれるかどうかに大きく影響します。
正直に言うと、
「小説を書く以外のことが多すぎる」
これが最初の感想でした。
WEB小説投稿サイトで人気になるために意識されていること
では、実際に人気作になるためには、どんな点が意識されているのでしょうか。
僕なりに整理した要素を5つに絞って紹介します。
ランキングから分かる流行ジャンル
まず避けて通れないのが、流行ジャンルの存在です。
- 小説家になろう
→ 婚約破棄系を中心とした異世界恋愛 - カクヨム
→ ダンジョン出現系の現代ファンタジー
もちろん例外はありますが、ランキング上位を見る限り、傾向はかなりはっきりしています。
「今、読まれやすい題材」が確実に存在します。
投稿時間は意外と重要
投稿時間も、軽視できません。
特に投稿初期は、
- 朝
- 昼
- 夜
この三回に分けて投稿する人も珍しくありません。
通勤時間や昼休みなど、読者がスマホを見る時間帯を狙うわけです。
また、12時ちょうどのような区切りの良い時間より、
12時6分など、少しずらした方が埋もれにくい、という話もあります。
細かいですが、こういう積み重ねが順位に影響します。
SNS宣伝は思ったほど万能ではない
SNSでの宣伝もよく言われますが、体感としては過信禁物です。
インプレッション数を見る限り、
ランキングに直結するほどの効果は、あまり感じられませんでした。
もちろん無意味ではありませんが、
「SNSで宣伝すれば一気に伸びる」
という期待は持たない方が安全です。
短編で当ててから連載化する戦略
比較的現実的だと感じたのが、
- 短編で人気を得る
- 反応が良ければ連載化する
という流れです。
短編は読者の心理的ハードルが低く、評価も付きやすい傾向があります。
最後は運も絡む
同じような内容の作品でも、
- 投稿したタイミング
- ptが付いた瞬間
これ次第で、ランキングに載るかどうかが変わります。(同じ100ptでも、集計期間によってはランキングに載らない可能性もありますよね。)
ここはもう、運の要素が確実にあります。
WEB小説で好まれやすい「読者サービス」
ランキング上位作品を見ていると、共通点も見えてきます。
短期的な快楽の連続
WEB小説では、次のような要素が特に好まれやすい印象です。
- 主人公が圧倒的に強い
- 悪役を倒してスカッとする
- 周囲が主人公を持ち上げる
- ヒロインの分かりやすいサービスシーン
いわば、読んですぐ気持ちよくなれる展開が続きます。
読者が「次の話も読みたい」と思いやすい構造です。
最大の課題:自分が書きたいものとのズレ
ここで、個人的に一番きつい問題が出てきます。
共感型の物語が好きだという問題
自分が「面白い」と感じる作品は、
- バカとテストと召喚獣
- イリヤの空、UFOの夏
- NHKへようこそ!
こういった、主人公が悩み、迷い、転ぶ物語です。
エヴァンゲリオンが面白いのも、
碇シンジが何度も立ち止まるからです。
もし彼が、「秘密組織の司令官である父に用意された最強ロボットに乗り、
迷いなく敵を倒すエリートパイロット」だったら、僕がここまで面白いと感じるような作品にはならなかったでしょう。
チート主人公に感情移入できない
正直なところ、
- 何でもできる主人公
- 倒されるためだけの悪役
こうした存在の気持ちが、どうしても分かりません。
気持ちが分からないと、
「次にどう行動するか」も分からない。
結果、筆が止まります。
分かっているのに、徹しきれない
「こうすればウケるだろう」という型は、頭では分かっています。
でも、それに徹しきれない。
このズレこそが、
WEB小説投稿を難しく感じる最大の理由だと思っています。
まとめ:WEB小説投稿は簡単じゃない
WEB小説投稿は、確かにチャンスがあります。
同時に、求められるものも非常に明確です。
- 流行ジャンルへの理解
- 投稿戦略
- 読者が求める快楽の提供
これらを意識しないと、ほとんど読まれません。
そして、自分が書きたいものとの距離に悩む人ほど、
「WEB小説って難しくない?」
という問いにぶつかるのだと思います。
おわりに
ランキング上位は、すでに固定ファンを持つ作家ばかり。
ランキングに載らなければ読まれず、
読まれなければファンも付かない。
この無限ループに絶望する気持ち、よく分かります。
それでも、書いて、投稿して、悩んでいる人がこの記事を読んで何かから抜け出すきっかけになればありがたいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた、ラノベ新人賞を受賞するその日まで。
パカラッパカラッ(抑止旗、走り去る)。


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