はじめに

どうもみなさん、馬系ラノベ作家志望者の抑止旗ベルです。
今回は「ネタ切れ地獄から脱出する方法」というテーマで記事を作成してみました。
正直に言うと、僕はもう何十回と“ネタ切れ”に泣かされてきました。
新人賞の締め切り前になると、頭の中が真っ白になって、パソコンを開いたまま固まるあの時間。「また何も浮かばないのか…俺って本当は作家に向いてないんじゃないか…」
そんな声が心の奥から湧いてくる、あの情けない瞬間です。
そして恐ろしいのは、ネタが出ない日が3日も続くと、
“自分の人生すべてさえも停滞してしまったように錯覚する”こと。
気づけばSNSで他のラノベ作家志望者の皆さんがデビューしているのを見て、
「なんで俺だけ…」と自分を責める負のループへ。
これが積み重なると、本当に書けなくなります。
そんな僕ですが、「ネタ切れの原因」を冷静に洗い出してみたら、
驚くほど多くの“落とし穴”にハマっていたことに気づきました。
しかし、それはただ単に“やり方を知らなかっただけ”だったんです。
原因を知り、対処法を実践するようになってから、ネタは前よりも安定して出てくるようになり、
負のループに陥ることも減っていきました。
ネタが出て来なくなる原因は、例えば「設定が複雑すぎるから自分が混乱していた」とか、
「キャラの目的が弱いから話が動かなかった」とか、本当に単純なものばかりでした。
この記事では、同じように“ネタ切れ”で悩むあなたが少しでも楽になれるように、
僕が長年のラノベ作家志望者生活で学んだ対処法をすべて共有します。
どうか皆さんが、僕のように何年も同じ場所で足踏みしないで済むことを願います。
ネタ切れは「才能の限界」ではなく“仕組みの欠如”だった
まず最初に伝えたいのは、
ネタ切れは才能の問題ではなく、単に「仕組み」が欠けているだけ
ということです。
僕は長い間「ネタが出ない=自分は才能がない」と思い込み、
その思い込みがさらにネタを枯れさせるという悪循環を続けていました。
でも、実際に原因を分析したら驚くほど単純でした。
「仕組みさえあれば、ネタ切れは防げる」。
これが、長年の敗北と失敗の中でようやく辿り着いた結論です。
なぜ“仕組み”がないとネタ切れが起きるのか。
それは 人間の脳は空白から何かを生み出すようにはできていない からです。
特に、僕のような凡人は、
「さあ、新しい物語をつくろう!」と気合を入れても、
頭の中にはただ“白いモヤ”が広がるだけ。
しかし、
- キャラの一覧がある
- テーマのリストがある
- 使い回せるプロットの型がある
- 好きな展開のストックがある
これらの “材料” をあらかじめ溜めておけば、
脳は空白からではなく、“材料を組み合わせて新しいネタを生み出す”ことができます。
僕は長い間、この「材料の準備」をしていませんでした。
ノリと勢いだけで書こうとして失敗し、
出来上がった原稿は支離滅裂なものに……。
そんな日々の繰り返し。
そして最も厄介なのは、
ネタ切れは精神を削り、精神が削れるとネタがさらに出なくなる
という恐ろしい悪循環です。
このループを断ち切るために、
僕はようやく「仕組み」を作り始めました。
これから、その「仕組み」をご紹介しましょう。
1.「キャラの目的」のひな形を作る
- 奪われたものを取り返したい
- 大切な人を守りたい
- 自分の能力を証明したい
- 理不尽な目に遭わされた相手を見返したい
- 長年の願いを叶えたい
こういう“目的テンプレ”を作り、キャラごとに当てはめるようにしました。
すると、
「目的があるから行動が生まれ、行動があるから物語が動く」
という当たり前の構造が見えてきて、
ネタが出ない原因の半分が消えました。
2.「好きな展開」を複数ストック
皆さんもストーリー上の「好きな展開」ってありますよね?
しかし、物語を書き進めていると、「好きな展開」の情報が必要な時に限ってそれらが思い浮かばないものです。
というわけで、ネタに困ったときにいつでも確認できるよう、好きな展開をリスト化しました。
- 追い詰められて真の能力が覚醒する
- 最後の戦いでタイトル回収
- 謎の同級生の正体が世界を揺るがすようなものだった
- 主人公の兄貴分による捨て身の攻撃
- 使うたび自らに犠牲を生じる強大な力
- 男だと思っていた幼馴染が実は美少女
こういう“燃える展開集”を作るだけで、
「あ、これとこれを組み合わせれば1本できるな」
と、ネタが一瞬で生まれるようになりました。
3.「悩んだときに見るチェックリスト」を作成
僕の場合、ネタが出なくなるのは「テーマを忘れている」か「キャラが動く理由が弱い」
のどちらかであることが多かったです。
そこで、
- 主人公の行動理念
- 敵の目的
- ヒロインは主人公の何が好きなのか―――等々。
こうしたチェック項目を作ることで、
“展開に詰まる原因”が目に見えるようになりました。
結局のところ、
僕が長年「こんなにネタが出てこないなんて……」と絶望していたのは、
ただ単に ネタを生むための仕組みがなかっただけ。
これは、同じように悩むあなたにも伝えたい大事なことです。
「才能がない」と自分を責める必要はありません。
必要なのは“仕組み”であって、“才能”ではないのです。
そもそもネタ切れする“本当の理由”

長年ネタが出なくなるたびに絶望の淵に叩きこまれていた僕ですが、
調べたり、落ち込みながら自己分析した結果、ひとつの結論に辿り着きました。
つまり、
ネタ切れは“脳のエネルギー切れ”と“物語の設計不足”で起きる現象にすぎない。
――ということです。
ここでは、僕が長年やらかし続けた失敗をもとに、
ネタ切れの原因をひとつずつ整理していきます。
1.「完璧にしよう」として脳が固まる
これはもう、僕の人生そのものと言ってもいいです。
プロットの作成中に、
「もっと面白い設定が必要なんじゃ……?」
「この展開で最終選考を突破する未来が見えない……」
と勝手に自分でハードルを上げて、結果、何も書けなくなる。
完璧主義は創作において自滅を招きます。
自分の首を自分で締め続けて、「ああ、やっぱり才能がないのか……」とさらに落ち込む。
まさに負の連鎖です。
しかし、落ち込んでいては原稿は完成しません。
原稿が完成しないということは、永遠に新人賞に応募できず、ラノベ作家になるチャンスを逃し続けることを意味します。
初稿から完璧を目指さずに、とにかく完成させることを目標にしましょう。
(どちらにせよ、受賞してからも改稿の連続だという話ですから……。)
2.「インプット不足」で脳が干からびる
ネタ切れの日って、たいてい「何のコンテンツにも触れていない」時期と重なります。
水も飲まずに走るマラソンのようなものです。
そりゃ脳も動きません。
僕の場合、
「今は執筆に集中する時期だ!」とカッコつけて、アニメも読書も減らして、
結果的に“枯れた井戸”から水を汲もうとしていたわけです。
インプットなしにアウトプットは生まれない。
これ、当たり前なんですが、
当時の僕には見えていませんでした。
むしろ「俺は今、本気で書いてるんだ!」と勘違いしていた分タチが悪いです。
3.「テーマがぼやけている」と迷子になる
僕が書いた文章を見返すと、初期に設定していたはずのテーマがコロコロ変わっていました。
「オーソドックスな婚約破棄ざまぁ系を書きたいなあ」と言いながら、気づいたら架空戦記物になっていたり、「ゲロ甘ラブコメを書くんだ!」と思っていたのに、途中からサスペンス父娘復讐モノに寄っていたり。
これでは脳が混乱して「何を書くべき?」という状態になり、結果ネタが止まります。
テーマがブレてしまうと、主人公も動かず、敵も動かず、話が進まなくなるわけです。
読者のみなさんも、「こいつは結局何が言いたいんだ……?」と混乱してしまうことでしょう。
最初に決めたことは、最後まで守りましょう!! 馬系ラノベ作家志望者との約束だぞ!
4.“キャラの目的”が弱い
ここも致命的でした。僕はいつもキャラを「属性」だけで作っていたんです。
- ツンデレ
- 清楚
- 強気
- クール
- 無口
……などなど、属性で作られたキャラは、目的がないので動きません。
要は魂が入っていない綾波レイのクローン(赤城博士に破壊されたヤツ)みたいな……!
キャラが動かないと、ストーリーも動きません。
こうなると膠着状態に陥ってしまい、ネタもまったく生まれないわけです。
抑止旗は自分でキャラを作り、自分でキャラを動けなくし、
それで「なんでネタが出ないんだ…」と悩んでいた。
まさに自業自得というか自縄自縛というか、そんな感じのアレですよね。
5.書く前に“決めすぎて”いる
意外かもしれないですが、
決めすぎによるネタ切れというのもあります。
僕はプロット段階で「ここでAが裏切り、ここでBの秘密がわかり…」と細かく決めすぎていたせいで、いざ本編を書き始めると
「決めてしまった結末に向かって文字を埋めるだけの作業」
になってしまい、途中で飽きてネタが出なくなるパターンも経験しました。
そういう時は大体、プロットの意外性に欠けています。
書いていて飽きるものを、読者の皆さんが読んで飽きないわけがありません。
――――でも、だからって途中で書くのをやめてはいけません。
「面白くないなあ、ネタ不足だなあ」と思いながら、とにかくプロット通りに一行ずつでも書き進め、完成させてみてください。そうすることで見える景色があるはずです。
6.“自分の生活が薄っぺらい”
これは本当に言いたくないんですが…
ネタ切れ状態の僕は、朝起きて、スマホを見て、夜になったら寝る。
そんな毎日を送っていました。
そりゃネタなんて湧きません。
人生イベントの乏しい生活では、物語の引き出しが増えません。
散歩でも映画鑑賞でもヨガでも写経でもなんでもいい。
何もしないよりは、何かしていた方が、ネタは出てきます。
まとめ
ネタ切れの本当の原因は、才能不足ではなく
- 完璧主義
- インプット不足
- テーマの迷子
- キャラの目的が不明
- 細かく決めすぎ問題
- 刺激の少ない生活
といった“仕組みの欠陥”にすぎません。
だから、あなたが今ネタ切れで苦しんでいても、
あなたの才能がないわけではありません。
ただ仕組みづくりがうまくいっていないだけです。
【まとめ】ネタ切れは“才能の限界”ではなく、”仕組み”が存在しないだけにすぎない
正直に言うと、この記事を書いている僕自身、何度も「才能がない」という言葉に心を削られてきました。原稿を送っても送っても新人賞の一次すら突破できない時期は才能の無さに打ちのめされすぎて、ひょっとすると世間の方が間違っているんじゃないだろうかと感じていました(爆)。
ですが、敢えて言いましょう。
ネタ切れは、才能の終わりではありません。
ただ、ネタを出すための“仕組み”が今はまだ存在していないだけなのです。
この記事では、同じようにネタに困り、悩みだけが尽きず、ワードを開いてもカーソルだけが瞬いている——そんなあなたに向けて、僕の経験からいくつか打開策を提示してみました。
最後に、「あきらめたらそこで試合終了ですよ」という事実をはっきり伝えて記事を締めたいと思います。
◆あなたは書ける。手が止まっているだけ。
もしあなたが今、白紙の原稿を前に困り果て、「ネタ切れ」「アイデア 出ない」と検索してこの記事にたどり着いたのなら、もうすでに復活の第一歩を踏み出していると言えるでしょう。
何も思いつかない人は検索すらしません。
書くことを諦めた人間は、調べようとすらしません。
あなたはまだラノベ作家志望者として前に進もうとしている。
だからこそ、この言葉を伝えます。
ネタが切れたからと言って、あなたの才能が枯れたわけではありません。
ただ、今のあなたに必要な”仕組み”を探す段階にいるだけです。
あなたが今日、この記事で紹介したひとつでも試してくれるなら、
その瞬間から、あなたはすでに“ネタ切れから抜け出した作家”です。
どうか今日も、物語をあきらめずに書き続けてください。
あきらめたらそこで試合終了ですよ!!!!
……なんかいい感じにまとまったので、この記事はこの辺りで終わりにしておきます。
僕の経験が皆さんのお役に立てば幸いです。
それではまた、ラノベ新人賞を受賞するその日まで。
パカラッパカラッ(抑止旗、走り去る)。


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